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朝鮮労働党統一戦線部[ちょうせんろうどうとうとういつせんせんぶ] 朝鮮労働党統一戦線部(ちょうせんろうどうとうとういつせんせんぶ)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の情報機関。通称は「トンジョンブ(統戦部)」であり、俗に他の党諜報機関とともに「三号庁舎」と呼ばれる。 == 概要 == 1977年、金日成の直接命令により新設される〔『北朝鮮のスパイ戦略』P.217〕。韓国内の民間団体や在日韓国・朝鮮人を含む海外同胞の包摂を担当する機関であり、南北対話と交流も指導している。過去、文化部と呼ばれていた。他の機関と比較して、公然の宣伝工作を行うことが特徴である。外交問題にも直接・間接に関与している。また、日本など海外〔北朝鮮から見た海外であり韓国、日本、中国、米国、ヨーロッパ、アジアなど〕の親北朝鮮派の結集と組織の構築、反北朝鮮派の孤立化工作と情報宣伝も専門に行っている。最近まで、救国の声放送等の対南地下放送も運営していた〔安明進『北朝鮮拉致工作員』P.39〕。1973年には統一戦線部幹部工作員木下陽子(洪寿恵)によって埼玉県在住の母子が拉致される2児拉致事件が引き起こされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朝鮮労働党統一戦線部」の詳細全文を読む
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