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統合戦術無線システム[そうごうせんじゅつむせんしすてむ] right 統合戦術無線システム(そうごうせんじゅつむせんシステム、Joint Tactical Radio System、JTRS)は、アメリカ軍が開発計画を進めていた次世代無線通信システム。ソフトウェア無線として開発されており、音声通話とデータ通信の両方を担当する。アメリカの全軍で様々の用途に使用される予定だったことから、複数の機種が開発されていたが、2011年11月に開発はキャンセルされた。以後はシステムの一部であるMIDS-JTRSのみ開発が行われている。 == 概要 == JTRSは、陸軍の歩兵用無線機から航空機用の戦術データ・リンクに至るまで、全軍の全階梯で使用されるあらゆる通信設備について、オープンアーキテクチャ(商用オフザシェルフ)化された同一の基本設計に統一し、相互運用性を向上させることを狙って開発されていた。ただし、極めて野心的な計画ゆえにコストの上昇をまねき、数度にわたって計画の見直しを受けた上、最終的にキャンセルされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「統合戦術無線システム」の詳細全文を読む
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