翻訳と辞書 |
絲屋銀行[いとやぎんこう] 絲屋銀行(いとやぎんこう)は、かつて日本に存在した銀行。明治時代から大正時代にかけて北海道を中心に店舗を拡大していたが、1926年5月24日、十勝岳が噴火した当日に破綻し、地域経済を大混乱に陥れた。 ==概要== 1891年、創業者の田中清助が兵庫県内にて開業。後に田中がやがて開拓が進み好景気に沸く北海道に注目し、1901年、旭川市に支店を開設。順調に業績が伸びたことから、旭川市に本店を移し上川地方を中心に店舗を拡大し続けた。第一次世界大戦時には、不動産や雑穀の投機を対象にした融資を行ったが、戦争が終了した後の景気後退局面では、一気に債権に焦げ付きが生じて経営が悪化。1926年5月24日には店舗の営業を休止し、事実上破綻した〔上富良野の歴史 - 上富良野町公式サイト(2011年11月30日閲覧)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絲屋銀行」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|