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絵文字(えもじ、えもんじ)とは、語(音形)ではなく、ものや事柄を、絵を文字のように用いて象徴的に示唆したもののこと。 == 概要 == 絵文字は言語などを持たないが、絵に意味がある記号のことである。 現代社会で、道路標識などで何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号のことはピクトグラムという。 また、言語学や文字学では、言語との結びつきがないため文字とは呼べないが意味を表すことのできる図像を絵文字(ピクトグラムとも)と呼ぶ。絵文字は象形文字の前段階と考えられている。象形文字との違いは、絵文字には、明確に定義可能な一般的な「読み」がないことである。詳細は文字を参照。また、それらを用いて書かれた文書をコデックス(絵文書)と呼ぶ。 日本では、古くより絵文字を文字の代用として利用する文化があった。江戸時代には文字の読めない人むけに判じ絵という絵文字が使用された〔たばこと塩の博物館(企画展『これを判じてごろうじろ 〜江戸の判じ絵〜』) 〕。また、盲暦と呼ばれる絵文字を利用した暦も使われた。 近年では、日本語をはじめとして、言葉では表現できない部分に絵文字を表現する絵文字文化が定着した。「汗」を表す絵文字「」(汗が垂れる滴を絵で表現)や怒りを表す絵文字「」(興奮に伴い浮かぶ青筋を抽象化した漫画の表現)などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絵文字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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