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踏み絵[ふみえ]
踏み絵(ふみえ)とは、江戸幕府が当時禁止していたキリスト教(カトリック教会)の信徒(キリシタン)を発見するために使用した絵である。本来、発見の手法自体は絵踏(えふみ)と呼ばれるが、手法そのものを踏み絵と呼ぶ場合も多い。 == 概要 == 当初は文字通り紙にイエス・キリストや聖母マリアが描かれたものを利用したが、損傷が激しいため版画などを利用し、木製や金属製の板に彫られたものを利用するようになった。絵踏が廃止されると、そのまま廃棄されたり再利用されたりしたため、現存するものは少なく、表面が磨滅した形で現存しているものも多い。 また上記から転じて、ある事柄への該当者や反対者を燻り出すために用いる道具や、その手段を「踏み絵」と呼ぶことがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「踏み絵」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fumi-e 」があります。
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