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絶対安全剃刀[ぜったいあんぜんかみそり]
『絶対安全剃刀』(ぜったいあんぜんかみそり)は、高野文子の漫画作品集。白泉社より1982年1月に刊行された。作者初の単行本であり、表題作を含め1977年から1981年までに発表された17作品を収録している。装丁は南伸坊・小倉敏夫による。白泉社は当時A5の漫画単行本シリーズを持っていなかったため絵本の扱いで出版された。ISBN 4592760166。 高野はこの単行本で第12回(1982年度)日本漫画家協会賞優秀賞を受賞している。 == 収録作品(収録順) ==
=== たあたあたあと遠くで銃の鳴く声がする ===
*『マンガ奇想天外』No.2(奇想天外社、1980年)初出、5ページ 5ページのオールカラー作品。ベッドで目を覚ました中国の少女が「たあたあたあと遠くで銃の鳴く声がする」と言いおいて出かけ、銃を守るために貂に石をぶつける。家に戻って銃に包帯を巻いてあげる少女に母は「貂はどうしたの?」と聞き、少女は「知らない」と答える。母のつくるオムレツのケチャップが血を連想させる〔斎藤宣彦・横井周子「高野文子全著作解題」『ユリイカ』2003年7月号、青土社、168頁-188頁〕。彩色はカラートーンによる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絶対安全剃刀」の詳細全文を読む
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