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風と樹と空と[かぜときとそらと]
『風と樹と空と』(かぜときとそらと)は、石坂洋次郎の小説である。1964年に映画化、1965年と1967年にはテレビドラマ化された。 == 概要・あらすじ == 東北地方・福島県出身の沢田多喜子が上京してお手伝いさんになり、多喜子が巻き起こす騒動などを明るいタッチで描いていく。 東京に行って就職することを決めた多喜子は、大慌てする父親や家族らの心配をよそに、同じく東京での就職の決まったクラスメートたちと共に福島を後にする。多喜子は、安川家のお手伝いさんとして働き始め、周りの人や同郷の人たちに支えられながら明るく生きていく。 ドラマ版での続編となった『続・風と樹と空と』では、安川家のお手伝いさんになって2年経った設定となっている〔1967年7月10日付『毎日新聞』テレビ欄の番組紹介 より。〕。成人式も終え、女を意識し始めた多喜子は、安川家主人・儀一郎の経営するゴム会社が倒産して家屋も土地も全部売り払ったという深刻な家庭事情も相まって、新たな仕事先の大内家へ移り、病弱な夫人に代わって、主婦または子供たちの母親代わりとして働く毎日を送る。その多喜子を中心に、周りの若者たちの結婚と人生観と様々な問題も合わせて描いていく。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「風と樹と空と」の詳細全文を読む
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