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続三等重役 : ウィキペディア日本語版
三等重役[さんとうじゅうやく]

三等重役』(さんとうじゅうやく)は、源氏鶏太による日本小説であり、同作を原作とした1952年(昭和27年)製作・公開の日本の長篇劇映画、および『続三等重役』、『一等社員 三等重役兄弟篇』の3作のシリーズである。映画版は『新三等重役』に始まる第2シリーズを生んだ。
== 略歴・概要 ==
小説『三等重役』は、源氏鶏太が1951年(昭和26年)から1952年(昭和27年)まで、週刊誌『サンデー毎日』(毎日新聞社)に連載した、毎週読みきりで長篇小説を成す形式の小説であった。
「三等重役」とは「サラリーマン重役」のことで、創業社長でもオーナー社長でもなく、一般社員と意識的にも能力的にもさほど変わりのない人物が取締役、あるいは社長になったことを指し〔三等重役 デジタル大辞泉小学館コトバンク、2009年11月13日閲覧。〕、源氏鶏太の本作によって広まった語である〔。本作の場合は、前社長が戦争協力者とされて公職追放され、思いもよらなかった人物が社長になる話である。
単行本は、1951年のうちにまず1冊目が毎日新聞社から刊行され、翌1952年に『三等重役 続』、『三等重役 続々』が刊行された後に、同年『合本三等重役』が刊行されている。1957年(昭和32年)には新潮文庫に採用された。⇒ #ビブリオグラフィ
本作は映画化され、「三等重役」を演じた河村黎吉もさることながら、それに振り回される人事課長を演じた森繁久彌に人気が集まり、シリーズ化された。森繁を映画スターにした最初の作品であり、原作の源氏鶏太も、『新・三等重役』を同じ『サンデー毎日』誌に1958年(昭和33年)11月2日号から1960年(昭和35年)6月19日号の長きに渡り連載することとなった。それにともない、1959年(昭和34年)には森繁を主演に『新・三等重役』が映画化され、シリーズ化された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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