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維新百年記念公園陸上競技場 : ウィキペディア日本語版
維新百年記念公園陸上競技場[いしんひゃくねんきねんこうえんりくじょうきょうぎじょう]

維新百年記念公園陸上競技場(いしんひゃくねんきねんこうえんりくじょうきょうぎじょう)は、山口県山口市維新公園四丁目の維新百年記念公園内にある日本陸上競技連盟公認第1種陸上競技場。施設は山口県が所有し、一般財団法人山口県施設管理財団指定管理者として運営管理を行っている。
== 概要 ==
1963年(昭和38年)5月に、同年10月開催の第18回国民体育大会の主会場「山口県営陸上競技場」として建設された、維新百年記念公園内で最も古くからある施設である。
現在の競技場は、2011年(平成23年)に山口県で開催された第66回国民体育大会(おいでませ!山口国体)、第11回全国障害者スポーツ大会(おいでませ!山口大会)の主会場とすることを念頭に、2007年(平成19年)からの4年計画 で改築が行われたものである。2013年以降はレノファ山口FCJリーグ)のホームスタジアムの一つとして活用されており、レノファ山口FCがJリーグ準加盟した際には本スタジアムを本拠地登録している。
また、設計のコンセプトとして以下の3点を掲げている〔。
;山なみと調和した雲のような風景
:山々や公園の並木に囲まれた周囲の景観との調和に配慮し、メインスタンドの屋根はスタンド頂部を支点に高さ56.2mの2本のマストで吊られた半吊り屋根構造となっている(なお、屋根があるのはメインスタンドのみで、サイドスタンド・バックスタンドには屋根がない)。
;誰もがスポーツを楽しめる空間
:トップアスリート向けだけではなく、一般県民にも広く利用されることを想定し、バリアフリーの対策としてエレベータースロープの設置といったユニバーサルデザインに配慮している。
;エコロジカルな競技場
:雨水や地下水、太陽光などの自然エネルギーを有効に循環させて利用させている。
改築にあたっては、現在の日本陸連第1種公認基準適合と共にJ2クラスの本拠地誘致を見据えて各種規格が見直され、トラックを400m×9レーン〔 に増加、雨天走路の新設、バックスタンドおよびサイドスタンド下部の椅子席化(サイドスタンド上部は芝生席)とメインスタンド椅子席の個席化、夜間照明(鉄塔4基・1500ルクス確保)、大型映像装置(西側サイドスタンド裏)の設置などが行われた〔。
新競技場はスタンド整備の落札業者が指名停止になるなどの問題のため一般競争入札が3度行われるなどのトラブルもあったが、当初の計画より半年遅れの2011年(平成23年)3月19日に完成した。翌日の第39回全日本実業団ハーフマラソン大会がこけら落しとなる予定だったが、東日本大震災の影響でオープニングセレモニー並びに全日本実業団ハーフマラソン大会が中止となった。
収容人員は20,000人とされている〔が、J2以上の公式戦では芝生席が認められていないこともあり、レノファ山口がJ2に参入した2016年時点での「入場可能数」は14,850人となっており、J1基準(収容人員15,000人以上)は満たしていない。また、2015年のJ2ライセンス審査において「芝生の常緑化」「常設記者席の設置」の必要性が指摘されたこともあり、2015年度末に改修工事を実施している。
なお、「山口県営陸上競技場」(改修前)の施設概要は以下の通り。
* 日本陸上競技連盟第一種(旧基準)公認競技場。
* トラック:400m×8レーン(全天候型)
* フィールド:101m×71m(天然芝)
* 収容人員:23,000人(ベンチシートのメインスタンド+バックスタンド・サイドスタンド芝生席)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「維新百年記念公園陸上競技場」の詳細全文を読む



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