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網代島[あじろじま]
網代島(あじろじま)は、大分県津久見市の津久見湾内、四浦半島沖にある無人島である。 == 概要 == 面積200m2、周囲約400-500mの小島で、約70m離れた対岸の四浦半島と干潮時に砂州で繋がる陸繋島である〔ジオサイトを訪ねて (5)津久見・網代島 読売新聞、2012年5月5日〕。 網代島は、海洋プランクトンが海底に堆積して形成されたチャートから成る。このチャートは太平洋の中央部で形成されたもので、その後、海洋プレートの動きに伴い現在地まで移動したものと考えられている。網代島のように、太平洋中央部で形成されたチャートが、樹木や表土に覆われず露出している地層は希少であるとされる〔2億4千万年前の宇宙塵回収 津久見網代島 大分合同新聞、2011年5月7日〕〔宇宙ロマン 津久見に隕石の痕跡 大分合同新聞、2013年9月17日〕〔【津久見新聞】夢たっぷり網代島の黒い岩 oitatv.com(大分合同新聞)、2007年7月4日〕。 2011年5月4日、鹿児島大学と東北大学等の研究グループが、2007年からの調査で網代島の地層から2億4千万年前の宇宙塵を回収したことが、米国の科学雑誌『ジオロジー』(Geology)電子版で発表された。宇宙塵はチャートの堆積の過程で地層に含まれたものと考えられている。この宇宙塵は、それ以前にオーストラリアで発見された1億8千年前の宇宙塵を上回り、最も古い宇宙塵とされる〔〔〔Tiny Iron Spheres Are Oldest Fossilized Space Dust Wired Science、2011年5月12日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「網代島」の詳細全文を読む
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