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網地島ライン株式会社(あじしまライン)は、宮城県石巻市門脇町にある海運会社。 石巻港(内港。旧北上川沿い河川港)から、石巻市に属する離島である田代島、網地島を経由して、金華山へむかう連絡船の港でもある、牡鹿半島の先端に位置する鮎川港までを、所有する4隻の貨客船で結んでいる。 随時、田代島、網地島両島の急患搬送に当たっている他、仙台湾内でのクルーズ、船舶チャーターも受け付けている。 == 歴史 == * 1984年(昭和59年):マーメイド就航 * 1988年(昭和63年):ブルーライナー就航 * 2006年(平成18年)4月:石巻市営汽船「牡鹿丸」による鮎川~長渡航路が廃止、網地島ラインに一本化 * 2011年(平成23年))3月11日:東北地方太平洋沖地震の津波により石巻港の社屋・待合室・関連事業の飲食店が完全に流されるなど被害を受ける。石巻湊(石巻漁港)を使用した限定的な運航再開を計画している。〔国土交通省 〕。船舶は3隻全て、被害は無かったものの、12日にかけて海上保安庁の船舶・ヘリコプターによる乗員・乗客の救出作業が行われた。1隻から乗客11名が救助されている。 * 2011年(平成23年)3月12日:行方不明の旅客船「みゅう」を海上保安庁のヘリコプターが発見し、乗船者2名全員が吊り上げ救助される〔海上保安庁 〕。同日、石巻郊外の「ブルーライナー」から病気を発症した乗客1名、海上保安庁の監視取締艇にて救助される〔海上保安庁 〕。 * 2011年(平成23年)3月24日:地震により運休していたが、暫定的に毎日1便ずつの運行を再開する。使用船舶は「マーメイド」で、運賃は3月中は無料とする〔国土交通省海事局 〕。発着場所だった岸壁が地震と津波で破壊されたため、応急的に復旧した石巻工業港の日和埠頭〔石巻市 〕を使用して運航が再開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「網地島ライン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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