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網杓子 : ウィキペディア日本語版
網杓子[あみじゃくし]

網杓子(あみじゃくし)とは、湯や汁の中の食物を掬うことのできる調理器具の一種。掬う部分が網になっているため、液体の汁の中から固形の具のみを掬い出すことができる。
天ぷら・汁物・鍋物などの調理にしばしば用いられる。アク代官の標準装備。
形状の似た調理器具として、そば・うどん・ラーメンの湯切りに使う水嚢(笊籬・振りザル・揚げザル・テボなどとも呼ばれる)があるが、使用用途が大きく異なるため本項の記述の対象としない。
== 特徴 ==
の先に半球状の網部分が付いた道具である。網の大きさ、半球の深さ、網の目の細かさなどは用途によって様々なものがあるが、灰汁取りの利便のため通常の網ざるよりもかなり目が細かくなっているものも多い。
材料としては、伝統的にはを編んだ網に木の柄がついたものが用いられたが、最近では網部分はステンレス鋼などの金属繊維を用い、柄部分は金属や合成樹脂が用いられたものが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「網杓子」の詳細全文を読む



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