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綾瀬車両基地(あやせしゃりょうきち)は、東京都足立区にある、東京地下鉄の車両基地および車両工場の総称である。車両基地の綾瀬検車区(あやせけんしゃく、)、車両工場の綾瀬工場(あやせこうじょう、)から構成される。千代田線の車両が所属している。最寄り駅は北綾瀬駅。 == 概要 == 本車両基地は綾瀬駅から北に約2.5kmほど離れており、その引き込み線を旅客営業用として千代田線北綾瀬支線として使用している。北綾瀬支線の終点、北綾瀬駅を直進すると綾瀬車両基地に至る。 敷地は南北方向に750m、東西方向に190m、面積141,810m²の広大な敷地を持つもので、現在も東京地下鉄として最大の敷地を持つ車両基地である。 この車庫用地は元々が田畑や沼地などの湿原地帯であったため、地盤が非常に軟弱であった。このため、千代田線建設工事で発生した残土を用いて2.5mの盛土をして造成を行った。また、用地買収を行った際、地権者との条件から付近に駅を設置することと、横断歩道橋を設置することが条件とされたため、綾瀬検車区の最南部と中央付近に横断歩道橋がある〔帝都高速度交通営団「東京地下鉄道千代田線建設史。参照〕 。なお、中央部の横断歩道橋については2014年に地下道に代替され、撤去されている。〔あだち広報 2014年(平成26年)2月25日(第1679号) 〕 なお、前述した駅の設置条件は北綾瀬駅を設置することで、綾瀬 - 北綾瀬駅間を1979年(昭和54年)12月20日に正式に旅客営業線として開業した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「綾瀬車両基地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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