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綿引 万里子(わたひき まりこ、1955年5月2日 - )は、日本の裁判官。東京都出身。1977年中央大学卒業。司法研修所教官、東京高等裁判所判事(第5民事部)、最高裁判所上席調査官、宇都宮地方裁判所所長を経て、2014年7月から横浜家庭裁判所所長。夫は元裁判官の綿引穣。 母方の祖父は法医学の草分けとして著名な東京大学名誉教授の古畑種基、伯父に心理学者・東京大学名誉教授で、国際基督教大学教授・帝京大学教授を歴任した古畑和孝。 == 経歴 == *1978年 司法修習生32期(東京) *1980年 東京地方裁判所判事補任官 *1983年 岐阜地方裁判所・岐阜家庭裁判所判事補 *1986年4月 東京地方裁判所判事補 *1986年8月 最高裁判所行政局付 *1988年 東京地方裁判所判事補 *1989年 大阪地方裁判所判事補 *1990年 大阪地方裁判所判事 *1992年 最高裁判所調査官 *1997年 東京地方裁判所判事 *2001年 東京地方裁判所部総括判事(民事25部) *2005年 司法研修所教官 *2006年 東京高等裁判所判事 *2009年 最高裁判所上席調査官 *2012年 宇都宮地方裁判所所長 *2014年 横浜家庭裁判所所長 *2015年 東京高等裁判所部総括判事 == 担当訴訟 == *顔を傷つけられた劇団員の女性による布施博に対する損害賠償請求を認めた。(2004年) *警官を暴行し逃走を試みた中国人への発砲は違法と認定、損害賠償請求を認めた。(2004年) *住基ネット・プライバシー侵害事件において、プライバシー権を最高裁が認めていないという国側の主張は是認しないとして、国側に主張の一部撤回を求めた。(2004年1月27日、東京地裁判決 裁判長) *市民運動家への違法取調べに都への損害賠償請求15万円を認めた。(2001年3月30日、東京地裁判決 裁判長) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「綿引万里子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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