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綿竹市[めんちくし]
綿竹市(めんちくし)は、中華人民共和国四川省徳陽市北西部に位置する県級市。四川盆地の西北の山沿いに位置し、長江の支流・沱江(だこう)が平野に出る地点にある。古代から続く町で、醸造業が発達し、中でも「剣南春」は中国国内ではよく知られる。 == 歴史 == 古代には蜀山氏の地であったとされる。前漢 初期、近くの綿水(現在の沱江支流の綿遠河)の河畔に多くの竹が生えていたことから、綿竹県という名の県が置かれた。三国時代には諸葛亮の息子諸葛瞻とその息子諸葛尚が綿竹の守りを任され、魏の武将・鄧艾による蜀侵攻に激しく抵抗したが、この地で討ちとられた。西晋および南北朝時代には陽泉県と晉熙県に分かれたが、隋代になり綿竹県が復活した。 以後この地方の中心都市として続き、1996年には綿竹県は廃され綿竹市となり、徳陽市の管轄下の県級市となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「綿竹市」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mianzhu 」があります。
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