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ガーゼ
ガーゼ(、)とは、細い木綿糸(コットン)を漂白して目の粗い平織りにした柔かい布〔ステッドマン医学大辞典編集委員会『ステッドマン医学大辞典 改訂第6版』メジカルビュー社 p.761 2008年〕〔『看護学大辞典 第5版』メヂカルフレンド社 p.243 2002年〕。日本では綿紗(めんしゃ)とも呼ばれる。通気性に富み、吸湿性もよいので、汗をかいたりするようなところで使用するのに適している。 == 語源 == ガーゼという言葉は明治時代に、ドイツ語から医学用語が沢山移入された言葉のうちの一つで、ドイツ語ではゴーズとガーゼ両方の意味がある。元となったゴーズという言葉は、中東のガザから来たという説と、アラビア語の「qhazzah」またはペルシア語「qazz」から来たという説がある。この「qhazzah」「qazz」とも絹織物を指していたが、この絹織物は粗製の織物で、ヨーロッパに伝わったときに粗製織物全般を指す言葉になったとされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガーゼ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gauze 」があります。
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