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綿陽 : ウィキペディア日本語版
綿陽市[めんよう-し]

綿陽市(めんよう-し)は中華人民共和国四川省に位置する地級市省会成都市に次ぐ四川省第2の都市で、古くから生産力の高い農村であったほか、電子工業や高等研究機関が集積する。「綿陽」とは、街の北に綿山があり、またかつては綿水(涪江)の左岸に市街中心部があったことによる。
== 地理 ==

綿陽の面積は2万平方km以上にわたり、うち、市区の面積は66平方km。綿陽市街は成都市から93kmの距離にある。
東は南充市、西は徳陽市、南は遂寧市、北は広元市アバ州甘肅省隴南市と隣接する。四川盆地の西北部にあたるが、北東から南西へ伸びる龍門山脈(九頂山)を境に、市域の北部や西部は岷山山脈などの険しく高い山々からなる。市域の面積の61%が山地で、丘陵が20.4%、平野は18.6%でその多くは大きな川の沿岸にある。可耕地面積は四川省でも4位であり、水田が多く、三期作(一年三耕)が可能。
気候は亜熱帯気候で、年平均降水量は1,100mmと多い。年平均気温は14.7度から17.3度で、夏の最高気温は39度、冬の最低気温は-5度。年平均湿度は71%。
綿陽市街には三本の主要河川、すなわち涪江(ふうこう)、安昌江、芙蓉溪が貫く。その中でも、嘉陵江の大きな支流である涪江は、岷山山脈の山中にある平武県から深い渓谷を延々と流れてくる。2004年には三江大壩ダムが完成し、西湖に匹敵する人工湖ができた。
民族は漢族が多いが、チベット族羌族回族などが住み、特に山岳部では多い。2004年末の人口は5,290,700人で、年増加率は0.3%であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mianyang 」があります。



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