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課税標準(かぜいひょうじゅん)とは、税金において、税額を算出する上で基礎となる課税対象を指す用語。税の種類によって算出方法が異なり、所得税のように金額で表示される場合のほか、リットルやキログラムなどの数量で表されることもある。 ==日本の税の課税標準== === 所得税 === 居住者に対して課する所得税の課税標準は、総所得金額、退職所得金額及び山林所得金額とする。(所得税法22条) 具体的には、各種所得につき損益通算・損失の繰越控除を適用し、さらに所得控除・特別控除を適用した額を課税所得金額といい、これに税率を乗じることによって税額を算出する。そののち、税額控除を適用し、納税額を算出する。 税務上よく用いられる課税標準には次のものがある。 ;総所得金額 :総所得金額 = 純損失・雑損失の繰越控除後の事業所得 + 不動産所得 + 利子所得 + 配当所得 + 給与所得 + 雑所得 + 一時所得 + 総合譲渡所得 ;合計所得金額 :合計所得金額 = 純損失・雑損失の繰越控除前の事業所得 + 不動産所得 + 利子所得 + 配当所得 + 給与所得 + 雑所得 + 一時所得 + 総合譲渡所得 ;総所得金額等 :総所得金額等 = 総所得金額 + 土地建物の譲渡所得 + 株式等の譲渡所得等 + 先物取引に係る雑所得等の金額 + 退職所得 + 山林所得 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「課税標準」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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