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総統官邸(そうとうかんてい、、)は、ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーの官邸。ドイツ帝国以降のドイツ国首相が首相官邸として使用した。ベルリンの中央省庁の建ち並ぶヴィルヘルム街 (Wilhelmstraße) に設けられていた。 現在総統官邸といわれるものは、ヴィルヘルム街77番地にあった旧ドイツ首相官邸、78番地にあった官邸の拡張部分、ヴィルヘルム街と直角に交わるフォス街に延びていた新総統官邸(フォス街1-19番地)の三つの建物の総称である。 ヴィルヘルム街沿いには外務省、法務省、財務省、国民啓蒙・宣伝省、航空省(現在は連邦政府の財務省)等、ドイツ国政府の中央官庁があった。さらに南に下ればゲシュタポ本部 (:de:Prinz Albrecht Straße) もある。 ==歴史== === 首相官邸 === 起源は1878年に初代統一ドイツの首相ビスマルクがヴィルヘルム街77番地の建物をドイツ国首相宮殿(Reichskanzlerpalais) として使用したことに遡る。ビスマルクは後に名称を Reichskanzlerpalais から Reichskanzlei(首相官邸) へと変更している。1930年には首相官邸は南隣りのヴィルヘルム街78番地にまで増築された。 Image:1895 reichskanzlerpalais.jpg|ヴィルヘルム街77番地のドイツ首相官邸(1895年頃) File:Bundesarchiv B 145 Bild-P016604, Berlin, Erweiterungsbau der Alten Reichskanzlei.jpg|1930年に増築されたヴィルヘルム街78番地の官邸新館 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「総統官邸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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