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総谷トンネル : ウィキペディア日本語版
総谷トンネル[そうだにとんねる]

総谷トンネル(そうだにトンネル)は、三重県一志郡白山町(現・三重県津市)の近鉄大阪線 東青山駅 - 榊原温泉口駅間にあったトンネルである。
== 概要 ==
近鉄大阪線の阿保駅(現・青山町駅) - 佐田駅(現・榊原温泉口駅)間が開業した1930年昭和5年)12月20日から使用開始された。当初は単線で開業したが、1970年代初頭になると、大阪線の全線複線化の計画が浮上。その計画が進行していく最中、1971年(昭和46年)10月25日に総谷トンネル内で上本町(現・大阪上本町)発近鉄名古屋行の特急と、賢島近鉄難波(現・大阪難波)・京都行特急が正面衝突し、死者25人・重軽傷者227人の大惨事となった(近鉄大阪線列車衝突事故を参照)。
この為、大阪線の全線複線化を前倒しして実施、1975年(昭和50年)11月22日に大阪線の全線複線化と同時に新青山トンネル・新総谷トンネル経由西青山駅 - 東青山駅 - 榊原温泉口駅間の新線が開業、青山トンネル・総谷トンネルを含む旧線区間は全線廃止された。
現在は東青山駅から徒歩10分ほどの場所に大阪側入り口が残っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「総谷トンネル」の詳細全文を読む



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