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線型システム論 : ウィキペディア日本語版
線形システム論[せんけいしすてむろん]

線形システム論(せんけいシステムろん、英語:linear system theory)は一階連立線形微分方程式で表された状態方程式を対象とした制御理論である。状態方程式が行列を用いて表現できることから、行列代数の多くの知見が適用され、現代制御論の多くの主要な結果が得られた。そのため、現代制御論と言えば線形システム論を指すことが多い。非線形システムであっても、平衡点近傍で線形近似したものを対象に制御系を設計することでうまく行くことが多く、応用範囲は非常に広い。
== 主な概念 ==

=== モデル表現 ===
;状態方程式 (state equation)
:一階線形定係数常微分方程式
:: \begin\dot(t) &=& Ax(t) + Bu(t)\\y(t) &= & C x(t) + D u(t)\end
:の形で表現されるものを対象とする。ただし、x(t) \in R^はシステムの状態,x_0はシステムの初期状態,u(t) \in R^はシステムの入力,y(t) \in R^はシステムの出力である.また,A, B, C, D はそれぞれ (n,n), (n,m), (l,n), (l,m) 次の行列であり、大抵は D=0 の場合(厳密にプロパーな系) を扱う.1入力1出力のシステムをSISO(single input and single output)システム,それ以外をMIMO(multiple input and multiple output)システムと呼ぶ.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「線形システム論」の詳細全文を読む



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