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線型代数学の基本定理 : ウィキペディア日本語版
線型代数学の基本定理[せんけいだいすうがくのきほんていり]
数学の分野における線型代数学の基本定理(せんけいだいすうがくのきほんていり、)とは、ベクトル空間に関するいくつかの定理である。それらの定理においては、ある ''m''×''n'' 行列 ''A'' の階数 ''r'' や、その特異値分解
:A=U\Sigma V^T\
に関する内容が、具体的にまとめられている。はじめに、各行列 A \in \mathbf^(行列 A m 個の行と n 個の列を持つ)は、「四つの基本部分空間」を導く。それらを次の表に示す:
続いて、次が成立する:
# \mathbf^n において、\mathrm(A) = (\mathrm(A^T))^\perp である。すなわち零空間は、行空間の直交補空間である。
# \mathbf^m において、\mathrm(A^T) = (\mathrm(A))^\perp である。すなわち左零空間は、列空間の直交補空間である。
各部分空間の次元は階数・退化次数の定理によって関連付けられており、上表の定理に従う。
また、これら全ての空間は、基底の選び方に依らず、本質的に定義される。そのような場合この定理は、抽象的ベクトル空間や作用素および双対空間として、A\colon V \to W および A^
* \colon W^
* \to V^
* を用いて次のように言い直すことが出来る:A^
* の核および像は、A の余核および余像に、それぞれ等しい。
== 関連項目 ==

* 階数・退化次数の定理
* 閉値域の定理

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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