翻訳と辞書
Words near each other
・ 線型分離可能
・ 線型分類器
・ 線型力学系
・ 線型包
・ 線型化
・ 線型同型
・ 線型回帰
・ 線型回帰数列
・ 線型回路
・ 線型変換
線型多段法
・ 線型多段階法
・ 線型形式
・ 線型従属
・ 線型従属なベクトル
・ 線型従属性
・ 線型微分方程式
・ 線型応答理論
・ 線型性
・ 線型探索


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

線型多段法 : ウィキペディア日本語版
線型多段法[せんけいただんほう]
線型多段法(linear multistep method)は常微分方程式数値解法の一つである。
== 概要 ==

常微分方程式の数値解法では、初期値から始めて微小な刻み幅の分だけ時間を進め、次の点での解を求める。このステップを繰り返せば解曲線が得られる。
過去の s 個の時刻における値を用いて次の値を算出する方法を、 s 段法または s 次の多段法という。特に s が1の場合は1段法または単段法と呼ばれる。
1段法(single-step method)の例として、オイラー法ルンゲ=クッタ法が挙げられる。オイラー法では、過去の1時刻での値のみを用いて最新の値を決定する。ルンゲ=クッタ法では、間にある複数のステップ(例えば中点)の値を用いることで良い近似値を得ているが、2番目のステップの値を得る前に過去の情報を全て捨てている。
多段法では、過去の情報を捨てずに保持して用いることで有効な値を得る。すなわち、多段法では過去の複数の時刻での値を用いる。線型多段法の場合は、それらの線型結合が用いられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「線型多段法」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.