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緩降機[かんこうき] 緩降機(かんこうき)とは、使用者が他人の力を借りずに自重により自動的に連続交互に降下することが出来る機構を有する避難器具である。調速器、調速器の連結部、着用具、緊結金具、リール、ロープなどで構成されている。多人数用も法令上は認められているが、現在は一人用が主流である。 防火対象物によって異なるが、法令上は10階でも設置することができる。しかし、実際には高い階になると恐怖感により使うことが困難になるため、2~5階に設置するのが一般的である。 == 概要 == 緩降機には固定式と可搬式の2種類がある。固定式は常時取付け具に固定されたまま使うものであり、可搬式とは使用時に取付け具を固定部材に接続して使うものである。 調速器の降下速度を調節する方式には、スピードが出ると遠心力でブレーキがきくようにしたブレーキライニング方式と、回転スピードを一定に保つために外歯車と内歯車との間に数個の遊びギアを入れた遊星ギア方式などがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「緩降機」の詳細全文を読む
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