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緻密斑(ちみつはん、macula densa)とは遠位尿細管の上皮細胞において丈が高く、核が密集して配列する領域。腎小体の血管極に接して位置する。緻密斑は糸球体外メサンギウム細胞、糸球体傍細胞とともに糸球体傍複合体を構成する要素の一つである。 緻密斑細胞は遠位尿細管を流れる原尿のCl-イオン濃度を感知して、糸球体傍複合体からのレニン分泌を促進する。 ==組織学== 緻密斑細胞は遠位尿細管の他の上皮細胞と比較して、細胞同士は近接しており背は高く、核は密集している。光学顕微鏡で見ると、この部位が濃く暗く染色されていることから、macula densa(macula=斑点、densa=密集)と名付けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「緻密斑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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