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縞模様[しまもよう]
縞模様(しまもよう)は、2色以上の異なる色を用い、複数の並行するもしくは交差する線で構成された文様の総称。縞柄あるいは縞とも〔デジタル大辞泉「縞」「縞模様」〕。縦縞・横縞・格子縞に大別され、英語を借りて、ストライプ(、縦縞・横縞)、チェック(、格子)等とも呼ぶ。 「縞」は本来は白絹・練絹を意味する漢字である〔白川静「縞」『字通』平凡社、1996年等。〕。日本語では、古くは縞模様を筋や条、段、また縦横に交差するものを格子と呼んだが、16世紀以降、舶来品として縞地の織物が流行し、これを「島渡り」「島物」「奥島」等と呼んだところから、転じて複数の線から成る文様を「縞」と呼ぶようになった〔北村哲郎・正田健一郎「縞」『国史大辞典』吉川弘文館、1986年。〕〔丸山伸彦「縞」『江戸のきものと衣生活』小学館、2007年〕。言語によっては、線が平行する模様と交差する模様をよりはっきりと区別する場合もある。 縞模様の布地は古来より世界各地で生産され、模様として認識しやすいことなどから、縞模様の衣服や飾り等が特定の意味合いを持たされた例も数多い。 縞模様には視覚的にモアレと呼ばれる現象を生じることが知られている。 == 縞模様の歴史 == 縞模様は、織機を用いて布(織物)を作る際に、先に染めた多色の糸を用いることで、比較的容易に織り出すことのできる模様であることから、古くから世界各地で生産されてきたと考えられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「縞模様」の詳細全文を読む
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