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縦中横(たてちゅうよこ)は、縦組みの文書の中で横組みすることである。読みは「たてちゅうよこ」であり、「たてなかよこ」ではない(JIS X 4051で規定)。縦組みの行の中で数文字(通常2、3文字。まれに4文字以上)の欧字や数字を、1文字分の高さで左横書きに配置する。 縦中横を用いる場合、前の文字と後ろの文字の間に空白は開けず、行の中心が、縦中横全体の中心にくるように文字を配置する。また、縦中横の中の文字数が多い場合、それぞれの文字の幅を文字数に応じて三分(さんぶ。通常の文字の幅の3分の1)や四分(しぶ。同4分の1)などとすることで、縦中横にした箇所の幅が前後の文字と揃うように配慮する。 昔の日本語では縦中横は存在しなかったが、明治時代の末ごろに使用されるようになった。 縦組みの際に数字を表記する場合は、通常は漢数字を用いるが、算用数字を用いる場合もあり、この場合に2桁から4桁になる場合に縦中横が多く用いられる。 == 多い使用例 == * 和暦を表す場合 * 年齢を表す場合 * 日時を表す場合 * 単位を表す場合 * 割合を表す場合 * 括弧付き文字 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「縦中横」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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