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織田長益 : ウィキペディア日本語版
織田長益[おだおさむえき]

織田 長益(おだ ながます)は、安土桃山時代から江戸時代初期の大名茶人長益系織田家嫡流初代。
織田信秀の十一男で、有楽斎如庵(うらくさいじょあん、有樂齋如庵)と号し、後世では有楽有楽斎と称される。
千利休茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられる。後には自ら茶道有楽流を創始した。また、京都建仁寺正伝院を再興し、ここに立てた茶室如庵は現在、国宝に指定されている。
== 生涯 ==

=== 信長時代 ===
織田信長の弟の一人であるが、信長とは年齢が13歳離れており、前半生の事歴はあまりわかっていない。
天正2年(1574年)、尾張国知多郡を与えられ、大草城を改修する。以降、信長の長男・織田信忠の旗下にあったと思われ、甲州征伐などに従軍している。天正9年(1581年)の京都御馬揃えでは信忠・信雄信包信孝津田信澄の後に続いている。また、天正10年(1582年)の左義長での順は信忠・信雄・長益・信包となっている。甲州征伐では木曽口から鳥居峠を攻め、木曽勢に助力して鳥居峠を攻略。降伏した深志城の受け取り役を務める。また森長可団忠正と共に上野国に出兵し、小幡氏を降伏させている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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