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纒向編年[まきむくへんねん] 纒向編年(まきむくへんねん)とは、日本の奈良県桜井市に所在する纒向遺跡において、発掘調査を担当した石野博信と、豊岡卓之による纒向遺跡出土の弥生土器・土師器を分類・整理して得られた編年である。1類から5類に区分される。 == 纒向編年 == 奈良盆地南東の三輪山のふもとに広がる纒向遺跡は、2世紀末葉に突如出現して、4世紀中葉ころに突然消滅した大集落遺跡であり、調査担当者である石野博信からは一種の政治的な都市としての性格を有する遺跡と評価され、近年は『魏志』倭人伝に「女王之所都」と記載される邪馬台国の有力な候補地のひとつとして注目されている。 纒向遺跡出土の土器は、第1次調査から第7次調査までで整理用コンテナで1,000箱以上におよび、うちわけは最新期の弥生土器と古式土師器が中心である。弥生時代終末期から古墳時代初期にかけての社会の変化を考えるうえで重要な考古資料であると同時に、土器の分類・整理によって得られた編年そのものが他の考古遺跡の年代や性格をみてゆく際の重要な指標ともなっている。以下は、暦年代、出土遺構、対応する土器型式を対照させた表である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「纒向編年」の詳細全文を読む
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