翻訳と辞書 |
羊たちは何を見た
『羊たちは何を見た』(ひつじたちはなにをみた)は、森生まさみによる日本の漫画作品。『ララ』(白泉社)1994年1月号に発表された読切りが好評だったため、同年4月号から7月号まで連載された。当初は3回連載の予定だったが、最終回が好評だったため、更に1回増えた〔『羊たちは何を見た』白泉社文庫 あとがき〕。 == あらすじ == 学級委員を務め、赤ん坊の妹の面倒を見る、真面目で大人しい小早川桃子は、心の中ではそんな現状を毒づく「闇」を抱えていたが、周りの期待に抗えず「いい子」を演じ続けていた。いつしか、ストレスから夜中に夢遊病で出歩くようになっていた桃子は、転校生の青柳大(ヒロ)と出会い、互いに惹かれ合い、桃子は少しずつ変わっていく。堂々とした態度が生意気と見られがちなヒロは、転校前日に別のクラスの男子たちと喧嘩をし勝っていた。ある日、その男子たちから仕返しに遭っていたヒロを、桃子が勇気を出して箒を叩きつけて救うが、殺してしまったと思い込み、ヒロに手を取られてその場を逃げ出す。幼い2人の逃避行は、不安に負けた桃子によりすぐに終わりを告げ、母親からも複雑な家庭のヒロとは付き合わないよう釘を刺される。だが、桃子は母さえも分からなかった心中を察してくれたヒロを好きになっていて、ヒロと引き離されるくらいならと、再び家出を決行する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羊たちは何を見た」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|