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羊肉 : ウィキペディア日本語版
羊肉[ようにく]

羊肉(ようにく)は、である。生後およそ12か月以下の子羊の肉はラム、それよりも年をとった羊の肉はマトンと呼ばれる。ただし厳密には、永久門歯の有無により区別される(後述)。
== 概要 ==
漢方では体を温める作用があるとされており、北海道中国北部、モンゴルといった寒さの厳しい地域で好まれている。羊の飼育そのものが近代に入るまで普及しなかった日本では、羊肉の利用も牛肉豚肉鶏肉に比べると少ないが、明治時代に養羊が奨励された北海道では常食となっており、近年では関東でも常食化してきている。 世界では地中海料理、アフリカ料理中東料理、南アジア料理、そして中華料理において、大きな特徴となっている。日本では主にジンギスカンしゃぶしゃぶカレーローストステーキといった食べ方が好まれる。ラムはマトンよりも柔らかく、マトンはラムよりも風味豊かな味わいがある(悪く言えば、獣臭が強い)と言われる。マトンは魚肉ソーセージのコク出し用の加工用原料としても利用されている。独特の臭いがあるため、苦手とする人もいる。ただし、この「臭い」については、本来草食獣に共通のものであって羊特有のものではない(植物に含まれる葉緑素が、動物の体の中で「フィトール」という物質に変化して、結果的ににおいのもとになると考えられている)。肉用牛には屠殺前に配合飼料を食べさせて草食獣特有の臭いを薄めているのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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