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美々津丸
美々津丸(みみつまる)は、日本カーフェリーが運航していたフェリー。 == 概要 == 内海造船瀬戸田工場で建造され、1974年3月に川崎 - 日向航路に就航した。就航当初は日本最速のフェリーで、本船と高千穂丸の就航により、京浜航路の所要時間は5時間短縮され、従来の2隻で毎日運航となった。 1992年12月、パシフィック エキスプレスの就航により、大阪 - 宮崎航路に転配され、従来就航していたはまゆうは引退、海外売船された。 1997年7月、おおさかエキスプレスの就航により引退、海外売船された。 その後、フィリピンのでMARY QUEEN OF PEACEとして就航した。フィリピンでの就航にあたっては、船室の増設などは行われず、日本時代の船型をほぼ保っていたが、旅客定員は約2000名と大幅に増やされた。フィリピンで就航するフェリーとしては最も高出力の船だったが、燃費と振動の問題から最大20ノットで運航された。就航末期にはボラカイ島への観光船、およびホテルシップとして使用されていたが、ネグロス・ナビゲーションの倒産により係船された。その後、インドにスクラップとして売却され、2008年1月に解体された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「美々津丸」の詳細全文を読む
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