翻訳と辞書
Words near each other
・ 美人薄命
・ 美人計
・ 美代姫
・ 美代姫 (徳川宗堯正室)
・ 美代子阿佐ヶ谷気分
・ 美以教会
・ 美伯線
・ 美住町 (東村山市)
・ 美佐島
・ 美佐島村
美佐島駅
・ 美作
・ 美作の国
・ 美作の国吉井川
・ 美作インターチェンジ
・ 美作グランジャーFC
・ 美作ノ国吉井川
・ 美作ラクビー・サッカー場
・ 美作ラグビー・サッカー場
・ 美作三浦氏


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

美佐島駅 : ウィキペディア日本語版
美佐島駅[みさしまえき]

美佐島駅(みさしまえき)は、新潟県十日町市午にある北越急行ほくほく線。普通列車のみ停車する。
== 駅構造 ==
駅舎は地上にあり、ホームは地下の赤倉トンネル内にある。無人駅である。
トンネル内の地下10.1mの位置に全長45mのホームがあり、単式1面1線である。列車通過時の風圧が激しいため、客扱い時以外はホームを封鎖する。当駅下車後、ホームから2分以内に出る必要がある。ホームは防犯カメラで遠隔監視され、列車発車後もホームに残っているとアナウンスで退出を促される。
当駅では、列車が通過する際、他の駅と同様に通過警告のアナウンスとメロディが流れた後、「大変危険です。ホームには絶対に出ないで下さい」といったアナウンスが繰り返し流される。
ホームと地下通路を隔てる扉は普段施錠されているため、駅利用者は列車通過時にホームに立ち入ることはできない。扉は普通列車到着時のみ列車運転士が車内からリモコン操作で開錠する。
ホームに隣接した扉のほか、地上へ続く通路にもう1枚扉がある。列車発車時の気圧差で突風が吹く恐れがあるため、エアロックのようにこの2枚の扉は同時には開かない構造となっている。地下待合室はこの扉の間に位置し、木製の椅子時刻表、意見箱などが用意されている。
ホームと地下通路の間の防風扉は、建設当初は手動扉でスプリングによって閉まる構造とされていた。しかし駅建設途中で扉の窓部分のガラスがまだはめ込まれていなかった1996年(平成8年)10月1日に、試運転列車が140km/hで通過する試験を行ったところ、階段部で風速が24m/sを記録してさらなる安全対策を必要とすることが認識された。さらに1997年(平成9年)2月27日に運輸省新潟運輸局が完成検査を行うに際して、防風扉が開いたままの状態で列車を通過させる実験を行ったところ、風圧で駅舎内の待合室の扉のガラスが粉砕されるという事態になり、補強や防風扉故障時の対策を要望されることになった。そのために電動自動扉へ改修されることになり、また2枚の扉を連動させる方式とすることになった。
北陸新幹線の金沢延伸(2015年3月14日)以降、ほくほく線の特急列車は全廃されたが、新設された超快速「スノーラビット」および従来からある快速列車は当駅を通過している。
地上待合室は畳敷きで、湯茶サービスのポットとグラス、座布団、駅ノートなどが置かれ、セルフサービスの空調設備も整っている。なお、過去にボヤが発生したため一時的に閉鎖されていた時期もあり、その後、18時から翌朝8時のみシャッターを下ろし防犯に備えていたが、2014年(平成26年)9月に再度ボヤ騒ぎがあったため終日閉鎖されていた。11月9日現在では再び再開されている。
2013年(平成25年)8月より、地下通路に列車運転状況表示装置が設置された。ほくほく線の他駅とは異なり、NTTドコモタブレット端末が設置されている。これにより、地下待合室でNTTドコモの携帯電話が使用できるようになったが、他社の携帯電話は現在も使用できない。

File:Misashima-Station Waiting room 20150104.jpg|地上待合室
File:Misashima-Station-Stairs 20150104.jpg|地下ホームにつながる階段
ファイル:Misashima-Station platform 20150104.jpg|地下ホーム
File:Misashima-Station-basement Waiting room 20150104.jpg|地下待合室
ファイル:Misashima-Station-homedoor 20150104.jpg|ホームと地下通路を隔てる防風扉
ファイル:Misashima-Station-Guidance display machine 20150104.jpg|地下通路の表示器の下に設置された列車運転状況表示装置


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「美佐島駅」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.