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美室[びしつ]
美室(びしつ / ミシル、540年代? - 612年以後〔美室の生沒年は不詳。〕)は、新羅第24代真興王から第27代善徳女王治世期にかけて実在〔『花郎世記』以外の史書には言及がない。〕したとされる真骨の貴族女性。 == 生涯 == 彼女については、1989年に発見された『花郎世記』の文献に登場する以外、不明である。それによると美室は歴代王妃を輩出した一族に生まれ、類まれな美貌と教養を兼ね備え、花郎(ファラン、新羅に実在した貴族青年部隊)の最高指揮者「源花」(げんか)の地位に就き権力を掌握していた。また、夫の世宗(李氏朝鮮時代の王とは別人)以外に真興王をはじめ数多くの男性を誘惑、相手にしたと伝えられている。特に真興王の息子、第25代真智王、第26代真平王との色事は有名である。 真興王は美室を寵愛し彼女に『宮主』、『殿主』などの称号を付与した。真興王死後、真智王の廃位を主導し、真平王の在位期に玉璽を官理する『璽主』になった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「美室」の詳細全文を読む
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