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群緑の時雨[ぐんりょくのじう]
『群緑の時雨』(ぐんりょくのじう〔タイトルの「時雨」は「しぐれ」ではなく「じう」と読む。コミックナタリーでの作者インタビュー によれば、時雨は秋から初冬にかけて降る雨のことであるが、本作品は5月や群緑といったイメージのため、「通り雨」という意味でこう読ませたとのこと。〕)は、柳沼行による日本の漫画作品。『コミックフラッパー』(メディアファクトリー)にて、2010年10月号より2013年3月号まで連載。全4巻。江戸時代初期を舞台とした歴史漫画である。 == あらすじ == 時は江戸時代初期、時の将軍により天下は定まったものの、地方では小国同士の勢力争いが未だ続いている状態にあった。 その小国の中の一国・士々国(ししこく)の武家で育つ少年・中谷霖太郎は、去年の戦で父・霧四郎を亡くしており、病弱な母と中谷家に仕える老人・源吉と共に暮らしていた。彼は霧四郎の死因である「背中を斬られた傷が原因で死んだ」という事実と、それに伴って流れた「背中を斬られて死んだのは(霧四郎が)みっともなく敵前逃亡したためだ」という、当時の武士にとっては不名誉な噂により、他の武家の子供達から「退散侍の霖太郎」と呼ばれ、からかいや蔑みの目で見られていた。 悔しさをばねに独り鍛錬に励む霖太郎であったが、やがて志木府介と出会い、親友を得る。また一方で、士々国家老の娘でお転婆なお姫様・差床伊都が霖太郎達にちょっかいを出し始める。霖太郎はこの2人と共に肝試しや浪人の尾行などを行いながら、日常を歩んでいく。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「群緑の時雨」の詳細全文を読む
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