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群馬の森[ぐんまのもり]
群馬の森(ぐんまのもり)は群馬県高崎市にある県立の都市公園(総合公園)である〔。公園の土地の一部は国有地である。公園内には、群馬県立近代美術館や群馬県立歴史博物館などの施設がある。 == 概要 == 群馬の森は、明治百年記念事業の一環として、住民が緑を通じて人間性の確保と都市公園の整備促進を図る目的から計画された公園で、1968年に整備をはじめ1974年に開園した。大規模に樹木を導入した地域の気候風土文化を活かした都市公園である〔。自然豊かな公園で、多くの主な樹木が植えられている。主なものとしては、シラカシやクヌギ、オニグルミ、エノキ、コナラがあり、四季折々の姿が楽しめる。 公園内には、約4ヘクタールある芝生広場やあそびの広場、わんぱくの丘、かたらいの丘などの設備があるほか、ウォーキングコースやサイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)などの運動設備がある。また、群馬県立近代美術館や群馬県立歴史博物館といった文化施設もあり、本来の都市公園機能を担うほか、歴史や文化を楽しむ文化施設機能も担っている。 現在の「群馬の森」がある一帯は、烏川と井野川に沿って舟運の便が良く、水車の動力も得やすいという理由から「東京砲兵工廠岩鼻火薬製造所」と称した黒色火薬の製造所が1882年11月より設置されていた。その後、1923年4月に「陸軍造兵廠火工廠岩鼻火薬製造所」へ、1940年4月に「東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」へとそれぞれ改称し、1945年の終戦を迎えるまで、黒色火薬やダイナマイト、軍用火薬、民間用の産業火薬の生産・供給を行なっていた〔原田雅純“第22回岩鼻火薬製造所と軽便鉄道 ”.高崎市.2010年12月30日閲覧。〕。そのような歴史的背景もあり、公園内には爆風避けの土塁や当時の建物・壁が残されている〔“群馬の森―緑豊かな群馬県立公園 | 歴史と見所 ”.群馬の森.2010年12月30日閲覧。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「群馬の森」の詳細全文を読む
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