翻訳と辞書 |
義勇兵役法[ぎゆうへいえきほう]
義勇兵役法(ぎゆうへいえきほう、昭和20年6月22日法律第39号)は、兵役法の徴兵対象を拡大して新たな兵役義務を課す日本の旧法律。1945年(昭和20年)6月22日に公布され、即日に施行された。 軍事特別措置法廃止等ニ関スル件(昭和20年勅令第604号)により、本法は昭和20年10月24日をもって廃止された。 ==概要== 太平洋戦争末期に連合軍の日本本土侵攻が切迫した状況にあった。これに対処(「本土決戦」)するため、兵役法の徴兵対象を拡大して「真に一億国民を挙げて光栄ある天皇親率の軍隊に編入」し全国民を軍事組織化することを意図して制定された。小磯内閣の掲げた「一億玉砕」の具現化である。 通常の「帝国議会ノ協賛ヲ経タル義勇兵役法ヲ裁可シ茲二之ヲ公布セシム」の前に、「朕ハ曠古(こうこ)ノ難局ニ際会シ忠良ナル臣民ガ勇奮挺身皇土ヲ防衛シテ国威ヲ発揚セムトスルヲ嘉シ」との文言が加わった異例ともいえる上諭がつけられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「義勇兵役法」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|