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義肢[ぎし]
義肢(ぎし、''Prosthesis'')とは、事故や病気や戦争等で切断した手や足を補う為に装着する代替物のことである。上肢・手腕の義肢を「義手」、下肢・足部の義肢を「義足」と呼ぶ。総称として人工四肢とも呼ばれる。 失われた肉体の一部を人工物で代替することにより、患者自身の機能的・精神的な問題を軽減させるために用いられるもので、機能を回復させる物と、外見を回復させるものとがある。 義肢は古くから存在したが、そのありようが大きく進歩したのは第一次世界大戦以降である。
==歴史==
=== 紀元前 ===
義肢の歴史は古く、紀元前から、四肢を失った人のために作られていた。古代エジプトには、既に木製の義肢が存在した。現在発見されている世界最古の義肢は、紀元前950~710年に生存していた女性の足の義指である。欠損部位を補うための単なるアクセサリーではなく、体重をかけて移動できるように設計されている〔エジプトのミイラの足に人工親指、最古の「人工器官」発見 国際ニュース - AFPBB News 2011年2月15日〕。また、イタリアのカプアからは、古代ローマ時代の、木と銅で作られた義足が発掘されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「義肢」の詳細全文を読む
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