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羽織[はおり]
羽織(はおり)は、丈の短い着物の一種〔意匠分類定義カード(B1) 特許庁〕。防寒・礼装などの目的から、長着・小袖の上にはおって着る。室町時代後期頃から用いられたが、現在のような形が一般的になったのは近世に入ってからである。 動詞「はおる」の連用形が名詞化したものが語源で、羽織は当て字。 == 発祥と構造 == その起源には諸説あるが、登場以前からの類似品に胴服、十徳などがある。 また、前身頃を完全にうち合わすことが構造的に不可能であり、前を紐で結ぶ点も特徴である。この紐は羽織の生地と共布で縫い付けてある場合もあるが、通常は「乳(ち)」と呼ばれる小さな環状の布地もしくは金具に、専用の組み紐(羽織紐)を装着して使用する。装着方法は古くは直接結び付けていたが、現在ではS字状の金具を介して引っかけて使うことが多い。この紐をTPOや流行に応じて交換するのがおしゃれとされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽織」の詳細全文を読む
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