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羽越豪雨[うえつごうう]
羽越豪雨(うえつごうう)とは、1967年(昭和42年)8月26日から8月29日にかけて発生した集中豪雨である。羽越水害とも呼ばれる。 「羽越」という名称が付けられた通り、主に山形県と新潟県下越地方を中心に被害が発生。死者104名を出す大きな被害をもたらし、激甚災害に指定されたが気象庁では「顕著な災害」として扱っていない。この災害を契機に荒川、胎内川、最上川などの治水計画が見直されるきっかけとなった。 == 気象概況 == 8月26日頃の気圧配置は、日本海から東西に延びる前線が東北地方の南部から石川県能登半島北部に停滞していた。すなわち集中豪雨をひき起こしやすい梅雨末期の状況であったが、ここに南から暖かく湿った空気が前線に流れ込み、結果として前線を刺激して豪雨を降らせることになった。 特に山形県南部から新潟県北部にかけての地域、飯豊山系を中心に記録的な豪雨が降り注ぎ、この地域を水源とする最上川、三面川(みおもてがわ)、荒川、胎内川、加治川に過去最悪の水害をもたらすことになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽越豪雨」の詳細全文を読む
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