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羽野 昌二(はの しょうじ)は、日本の打楽器奏者。1970年代からアヴァンギャルド・ジャズの演奏を始め、新体道の概念を基礎にした独自のスタイルで知られる。近藤等則、阿部薫らと共演。太鼓とドラムスによる即興演奏グループ、ポリプレス・パーカッション・バンドを率いる一方、1990年代に初の欧州ツアーを行って以来、積極的に世界各国を巡り国内外のミュージシャンと幅広く活動する。 ペーター・ブロッツマン、ヴェルナー・リュディ、ウィリアム・パーカー、デレク・ベイリー、灰野敬二、山内テツらとの演奏はCD化されている。近年ではサイケデリック・ロック・バンド、High Riseへの参加、同バンドのギタリスト成田宗弘とのデュオ、兇悪のインテンション、また河端一、津山篤と猪武者Dare Devil Band などジャンルを越境した活動をみせている。2007年5月にはドイツのMores Jazz Festivalにて演奏、ベルリンを中心に活動しているギタリストOlaf Rupp(オラフ・ラップ)と共演している。 2008年にはこれまで共演した事のある海外アーティストを日本に招きツアー、スタジオ・レコーディングを積極的に行っている。 また近年の活動に於いては国内の若手ミュージシャンとの演奏活動も積極的に行っている。 == 最近の作品 == 『Drums』 サブタイトルが銅鑼無座的宇宙、一聴して解る程、まるでドラムセットを宙に吊るして録音したかのような付帯音の少ない録音音質を表していると思われる。レーベル Heart Lord Studio (2008) ドラムス、金物、またそれらのミックス演奏を含む5つのインプロヴィゼーションを収録。全編を通して彼のドラム・ソロ演奏のみの作品である。この録音を手がけたレコーディング・エンジニアでありアーティストであるIbara(ミルクラインMILCRYN')とは2007年のライブツアーで共演もしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「羽野昌二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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