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翁邦雄[おきな くにお]
翁 邦雄(おきな くにお、1951年 - )は、日本の経済学者。日本銀行金融研究所所長を歴任。現在は京都大学公共政策大学院教授。専門は金融論。 == 人物 == 東京都出身。東京大学経済学部を卒業後、日本銀行へ入行。日銀内部における金融研究の第一人者として長らく活躍し、日銀エコノミストとして学界では有名な存在であった。特に、「日銀理論」と称されるものについて、その精緻化を進めたことは特筆すべき事項である。1990年代以降の経済学者達との政策論争においては、必ず矢面に立って、日本銀行を理論面で防御。更には実務家としての強みを活かして、現実論からの反転攻勢を仕掛けた。中でも、岩田規久男との間に繰り広げられた「マネーサプライ論争(翁-岩田論争〔日銀総裁に黒田氏起用へ、副総裁には岩田規氏と中曽氏-安倍首相 (1) Bloomberg 2013年2月25日〕/岩田-翁論争〔岩田規久男氏 日銀の政策、長年批判 日本経済新聞 2013年2月25日〕)」は熾烈を極め、植田和男の仲裁が入るまで、互いに知恵の限りを尽くした。妻は翁百合(日本総合研究所理事)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「翁邦雄」の詳細全文を読む
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