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「翳りゆく部屋」(かげりゆくへや)は、荒井由実(ユーミン) の7枚目のシングル、そして荒井由実時代のラストシングルでもある。1976年3月5日に東芝EMIからリリースされた。規格品番:ETP-20227。 1989年12月21日にCDシングルとして再発された。初のベストアルバム『YUMING BRAND』及び『sweet,bitter sweet〜YUMING BALLAD BEST』にはalbum mixで収録。 ==解説== * 「翳りゆく部屋」はイントロがバロック調のパイプオルガンで始まる曲。イントロのパイプオルガンは目白にある「東京カテドラル教会」の初代のもの(現在使われているのは2代目。2004年に完成)。プロモーションビデオも制作されている。もともと別の詞がついた「マホガニーの部屋」という曲があったが発売は見送られていた。 * 「ベルベット・イースター」は1枚目のオリジナル・アルバム「ひこうき雲」からシングル・カット。 * 「翳りゆく部屋」は、後に「YUMING BRAND」などのベストアルバムに収録されたが、そのほとんどはリミックスが施された「album mix」版で、シングル版とはドラムスの定位が異なる(コーラスが強めに入っている等)。また、一部でボーカルが差し替えられている。後発のベストアルバムでシングル版と同じミックスが収録されているのは、「YUMING SINGLES 1972-1976」と「YUMING COLLECTION」、「決定版 荒井由実 ベストセレクション」、アルファ版の「Super Best Of Yumi Arai」である。 * 1970年代後半、『ひらけ!ポンキッキ』のスポットでパイプオルガン演奏と男女コーラスのイントロ部分が使用された(地平線の見える風景に、お椀が現れて、○印を残して去って行くシュールな内容。ほかにも、下駄が現われて、□印を残して去っていくなどのパターンもあった)。 * 世にも奇妙な物語 '93真夏の特別編「隣の声」、翌1994年放送の月9ドラマ『君といた夏』第11話で挿入歌として使われた。 * 東野圭吾の小説『秘密』にタイトルが登場している。 * ミュージック・ビデオが存在しており、2012年のベストアルバム『日本の恋と、ユーミンと。』の特典DVDに収録されることとなった。 * 1992年9月21日発売の「YUMING COLLECTION」(規格品番:ALCA-375〜377)にオリジナル・カラオケが収録、発売された〔1992年9月21日発売「YUMING COLLECTION」 規格品番:ALCA-375〜377(ASIN:B000UV2JT4/EAN:4988024011041) DISC-3 より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「翳りゆく部屋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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