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マンボウ(翻車魚、''Mola mola'')は、フグ目マンボウ科の1種である。巨体と独特の体型が特徴の海水魚である。 ウオノタユウ(瀬戸内海)、ウキ、ウキギ、ウキキ(浮木)(以上東北地方)、マンザイラク(神奈川)、マンボウザメなど多数の地方名で呼ばれる。英語名はオーシャンサンフィッシュ () だが、ブルーギルなどを含むスズキ目のサンフィッシュ科とは関係がない。 == 形態 == 最大全長333センチメートル〔。体重2.3トン〔。ただし、後述のとおり、大型の個体はウシマンボウである可能性がある。世界最大の硬骨魚のひとつである。体は側面から見ると円盤型、正面から見ると紡錘形をしている。背びれと尻びれは長く発達し、体の後部から上下に突き出しているが、多くの魚が持つ尾びれと腹びれは持たない。体の後端にある尾びれのような部分は、背びれと尻びれの一部が変形したもので、舵びれあるいは橋尾とも呼ばれる。泳ぐときは背びれと尻びれをパタパタとはばたかせ、舵びれあるいは橋尾で舵をとる。このとき、背びれと尻びれを同調させ、対称に動かしている。 フグ目に属し、同目に特徴的な丸い目、小さな口、鳥のくちばしのような板状の歯、小さな穴状のエラ穴を持つ。腹びれと肋骨を持たないのも同目の特徴である。 皮膚は厚く粘液で覆われるとともに、おびただしい量の寄生虫が付着している。なお、皮膚は非常に弱く、飼育下では水槽壁面への衝突などでもたやすく傷付くほど。 ただし、インターネット上でミームとして拡散されているほど弱くはない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンボウ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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