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耶律国留 : ウィキペディア日本語版
耶律国留[やりつ こくりゅう]
耶律国留(やりつ こくりゅう、生没年不詳)は、(契丹)の詩人
== 経歴 ==
仲父房耶律釈魯の後裔。詩や文章を得意として、聖宗に重用された。妻の弟の妻の阿古が奴隷と密通して発覚し、女直に逃亡しようとした。国留が追いかけて奴隷を殺すと、阿古は自ら命を絶った。阿古の母は睿智太后に重用されており、太后に事を訴えたため、国留は処刑されることとなった。聖宗は国留を救うことができず、人を派遣して別れを告げさせ、死後のことを問わせた。国留は「陛下が臣の罪なきをあわれんでくださるなら、恩義は九泉を漏れでて、死してかつ朽ちることはないでしょう」と言って拝謝した。処刑された後、当時の人の多くは冤罪とみなした。
獄中で「兔賦」や「寤寐歌」を書いたことで世に知られた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「耶律国留」の詳細全文を読む



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