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耶律氏[やりつ し] 耶律 氏(やりつ し、契丹語再建音: Yelü)は、かつて満洲に存在した契丹人(キタイ人)の氏族。10世紀始めに契丹族を統一して以来、遼、西遼などの帝国を支配した有力氏族であり、漢化が進行した時代には漢風の姓として劉氏をも名乗った。 == 概要 == 「耶律」は音訳であり、契丹語では'ヤルー(ト)'または'ヤリュー(ト)'もしくは'イルー(ト)'などと発音されたと考えられている。別の字をあてて移辣と表記される場合もあった。 遼が滅んだ後は他の契丹人の氏族と同様、大部分は徐々に女真族に同化したが、耶律の姓は移喇などと表記を変えて存続していったことが『金史』などから明らかになっている。後代には伊喇、伊拉里などと名乗るようになり、清の時代に満州八旗を構成する満州族の氏族として要人を輩出した後も現在にまで血統を保っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「耶律氏」の詳細全文を読む
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