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耶律蘇[やりつ そ] 耶律蘇(やりつ そ、生年不詳 - 926年)は、遼(契丹)の皇族。太祖耶律阿保機の弟にあたる。字は独昆。太祖の二十功臣の筆頭に名を挙げられた。 == 経歴 == 耶律撒剌的の六男として生まれた。神冊5年(920年)、惕隠となった。6年(921年)、南府宰相となった。滄州節度使劉守文が救援を求めてくると、耶律蘇は阿保機の命を受けて援軍におもむき、滄州の包囲を解いた。諸弟の反乱においては阿保機についたが、耶律剌葛らとのあいだにも往来があった。反乱の平定にあたっては、耶律蘇の力が大きかった。天賛3年(924年)、南院夷離菫の耶律迭里とともに西南の地を経略した。天顕元年(926年)、渤海に対する征戦に参加し、忽汗城を包囲した。渤海から帰国すると、この年の9月に死去した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「耶律蘇」の詳細全文を読む
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