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聖なる、聖なる、聖なるかな : ウィキペディア日本語版
聖なる、聖なる、聖なるかな[せいなるせいなるせいなるかな]
聖なる、聖なる、聖なるかな、(せいなる、せいなる、せいなるかな、Holy, Holy, Holy, Lord God Almighty,別名Nicaea)は、キリスト教の讃美歌
聖書の預言者イザヤが見た聖なる神の幻(イザヤ6章1節-7節)とヨハネに与えられた啓示(ヨハネの黙示録4章8節)のパラフレーズした賛美歌である。これにニケヤ(Nicaea)の名を冠らせているのは、アリウス派の異端に対して、325年ニカイア信条が作成され、キリストの父なる神の永遠の子なること、父と同一なること、および三位一体の教理を定義し、確認した栄えある公会(第1ニカイア公会議)の名にちなんでいるためである。
レジナルド・ヒーバー(1783年-1826年)の生前に作詞され、死後の1827年に発表された詩に、ジョン・ダイクス(1823年-1876年)が1861年に作曲したものをNicaeaと言う。最初に聖公会の讃美歌集に載り、後に全世界の讃美歌となった。最初は、三位一体主日のために指定されていた。
『讃美歌説明』尾島真治著、東京:警醒社 1910年〕 詩人アルフレッド・テニスンの愛唱讃美歌であり、彼の葬式でも歌われた。〔『賛美歌略解(前編-歌詞の部)』日本基督教団賛美歌委員会編、1954年、59ページ〕
== 作曲の異説 ==
ジョン・ダイクスがフィーリップ・ニコーライの「おきよ夜は明けぬ」からヒントを得て作ったという説がある。また、ヒーバー歌詞にジョン・ホプキンズが1850年にTrinityという題名で発表した曲がNicaeaに似ているところから、ダイクスがホプキンズの曲を編曲したという説もある。〔『賛美歌略解(後編-曲の部)』79ページ〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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