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聖トマス西と15殉教者 : ウィキペディア日本語版 | 聖トマス西と15殉教者[せいとますにしと15じゅんきょうしゃ]
聖トマス西と15殉教者(せいトマスにしと15じゅんきょうしゃ)は、1633年から1637年にかけて長崎で殉教した16名のカトリックの司祭、修道者、信徒で、1987年に列聖された聖人たちのことである。長崎十六聖人(ながさきじゅうろくせいじん)とも呼ばれる〔旅する長崎学 長崎十六聖人 長崎県文化振興課〕。 == 概説 == 江戸幕府による禁教令(キリスト教禁止令)によりキリシタン迫害の厳しかった1633年から1637年にかけて、長崎で殉教したドミニコ会司祭、修道者、および彼らを助けた信徒たちで、日本人司祭として初めて列聖されたトマス西、ヤコボ朝長、ビセンテ塩塚の3人と、修道女の長崎のマグダレナと大村のマリナ、そしてフィリピン人として初の聖人となったロレンソ・ルイスらが含まれている。このうち日本人は9人で、他にスペイン人4人とフィリピン人、イタリア人、フランス人がそれぞれ1人ずつである〔聖トマス西と15殉教者 カトリック中央協議会〕。 トマス西と15殉教者は1981年2月にフィリピンで列福され、6年後の1987年10月18日、バチカンでローマ教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖された〔。
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