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聖ペトロ十字[せいぺとろじゅうじ]
聖ペトロ十字(せいペトロじゅうじ)または聖ペトロの十字とは、十字の1種で、ラテン十字を天地逆にした形状のもの。俗に逆十字(ぎゃくじゅうじ)とも呼ばれる。 == 起源 == カトリック教会では、『ペトロ行伝』の記述などから、聖ペトロ(ペテロ)はローマへ来た際にネロ皇帝からの迫害を受け、十字架による磔刑(たっけい。=はりつけ)に処せられたが、その際に逆さまに(頭が下の状態で)十字架に掛けられたとしている。自分がイエスと同じ状態(頭が上の状態)で処刑されるに値しないとして、みずからこの方法を望んだとされる。 アレクサンドリア学派の神学者、オリゲネスが、歴史上初めて「聖ペトロは頭を下にして磔刑に処せられたのは、彼がその方法で処刑するよう頼んだからだ」といった内容の記述を残した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖ペトロ十字」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cross of St. Peter 」があります。
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